2017年も残りわずか!超楽観的相場の中、FXではどう戦うか!?

10月後半に入って株式市場は世界的に超楽観相場が続いており、米国ではNYダウがとうとう2万3000ドルを突破、日本でも日経平均が15連騰といった怒涛の楽観相場が展開されています。

しかしながら株価と為替の相関性はすっかり崩れる形になっており、日経平均がアベノミクスで2万800円を超え、2015年には125円台をつけたドル円は上げたといっても113円台初頭レベルを彷徨っており大きく乖離した状態が継続しています。

ほとんどの資本市場で驚くべきバブル相場が走っているなかでドル円もユーロドルもいまひとつ方向感がなく、不思議な展開になりつつあることがわかります。

果たして年末に向けてこの相場をどのように乗り切ることが正解なのか、難航している個人投資家の方も多いことと思いますが、今回はここから年末に向けてのFXトレードへの取り組み方についてまとめてみたいと思います。

投機筋も事前のシナリオどおりに展開しない相場

9月から12月というのはファンドマネージャーにとっても正念場となっており、年の前半に稼げていない連中は後半のこのタイミングにすべてをかけて売買を仕掛けてくることが多くなる時期です。
これは株に限らずFXの世界も同様でとくに年末までにどれだけ稼ぐか、ターゲットをどの通貨ペアで行うか、それを実現するために9月ごろからポジションを着々と積み上げてきます。

現状でいいますとドル円はロング、ユーロドルも一瞬上方向が消えかけましたが再度ロングのポジションが増加しており、二つの通貨ペアともに上昇することをシナリオにおいている短期の投機筋が多いことが見えてきます。

しかしながらリアルな動きとしてはドル円は一旦下方向に動いて111円台にまで突っ込み、足元では113円台に戻してはいますが、この動きが本物かどうかはいまひとつよくわかりません。

またユーロも政治的な問題が表面化するたびに下落を繰り返しており、そう簡単にユーロ高で1.25方向へどんどん上がるというシナリオが現実のものになっていないのが実情です。

このようにファンド勢も勝手にシナリオはいくらでも描けるわけですが、実際にはそのシナリオどおりには相場が展開せず、実は想像以上に苦しんでいるのが実情のように見えるのが直近のFX相場状況といえそうです。

またファンドと一口に言ってもすべてのファンドが同じ方向に動いているわけではありませんから、利益相反するような動きにでるファンドの力が強まれば、完全に売買に失敗するファンドも登場することになり、投機筋の中でも勝ち組と負組みがはっきりする状況が現れ始める時期でもあるのです。

ノーベル経済学賞受賞博士でも理解不能な足元の米国株式相場

今年のノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のリチャード・セイラー教授は、ブルームバーグの番組におけるインタビューに答えて、『われわれは人生で最も危険な時期にあると思われるが、株式市場は油断している様子だ。私には理解できないことを認める』と語り市場で非常に大きな話題になっています。

セイラー博士は 経済主体の不合理かつ衝動的な行動を研究し、行動経済学への貢献が今回ノーベル経済学賞を受賞理由となっていますが、そのセイラー博士の目から見ても市場のボラティリティの低さ、ならびに投資家のあまりにも
楽観的な相場見通しには違和感を覚えるようで、こうした相場がなぜ示現するのかは理解不能と言わしめるほど足元の相場状況は異常な領域に差し掛かってきていることがわかります。

相場に向き合う米系のファンド勢やウォールストリートの証券担当者は、減税期待やFRB議長の人事に絡む利上げの後退、ドッドフランク法の一部廃案、レパトリ減税の実施期待などから少なくとも年末までは今の株式市場が続くと見ており、うまく行けば中間選挙まで引っ張れる可能性すら視野に入れているといい、実際に相場は彼らの目論見どおり毎日のようにじり高相場を継続中で、レベル感だけから売りを入れてみてもワークしないのが現状です。

昔からもうはまだなりとはよく言ったものですが、確かにテクニカルチャートで見てもNYダウはボリンジャーバンドの日足+2σの外側で売買を続けているという異常な強さでほとんど調整らしい調整もないままに下手をすればこのまま年末相場に突入しようとしています。

FXだけがおとなしい展開を継続中

すでに今年の初めから各資産間の相場の相関性というものが崩れ始めているのは多くの市場関係者が指摘するところとなっていますが、その中でもFXは株との相関性は完全に崩れ、ドル円でいえば米国の10年債利回りにかろうじて連動した動きを示現させています。

この10年債利回りも10月のFOMCで資産縮小が始まる段階で多くの投機筋が金利のより高い上昇を想定していたものと思われますが、この先米国市場は景気の拡大が起きないとのかなり悲観的な見通しが債券市場を覆っていることから上昇はままならず、こちらも非常に微妙な状況を継続中です。

ここ数日のうちに次期FRB議長も発表になる可能性が高まっていますが、市場の下馬評どおりパウエル理事が人選されるようになればあまり金利は上がらないという期待からドル円の上昇も年末にかけてはたいしたものにならないことが予想されます。

昨年11月からのトランプ期待相場では株の上昇に確実にドル円も追随した動きとなりましたので、非常に投資妙味の高いものになったのは記憶に新しいところですが、今年がそうなると断定するのはまだ早い状況にあることがわかります。

ムニューシン財務長官は年内税制改革の議会成立を確信

ムニューシン財務長官は米国のメディア・ポリティコとのインタビューで、税制改革を年末までに議会で成立させることに絶対的な自信を示し、話題になっていますが、一方でこれだけの自信は一体どこから沸いてくるのかかなり疑問も残る状況になってきています。

共和党は昔から小さな政府を目指しており、トランプが口にするような大盤振る舞いの政策を好まないところがあります。

よしんば減税の基本的枠組みに議会の賛成が得られたとしてもその減税原資を一体どこからもってくるのかが大きな問題になることは間違いなく、国境税も実現できなければオバマケアの改案による原資の確保もうまくいっていないトランプ政権が本当にこれを議会で通すことができるのかが大きな疑問になってきていることは間違いありません。

ムニューシンがはからずも自ら口にしているようにこの税制改革が失敗すれば株式市場は上昇分を失うことは間違いなく、トランプ相場のまき戻しが起きればそれだけであっという間にこの1年で上昇した6000ドル程度のNYダウの上げを失うリスクさえちらつき始めている点は見逃すことが出来ません。

年末相場にむけての上昇にはついていくがきめ細かくリカクが重要

年末にむけてはドル円も実需の需給的な問題から上昇することが多くなりるのが例年の動きですが、昨年のような一方向にトレンドがでる動きになるかどうかはまだ正直なところよくわからないのが実情です。

ユーロドルも10月末のECB理事会以降どうなるか次第のところがありますが、米国の減税問題などが暗礁に乗り上げますといきなり相場の流れが反転するリスクはまだ十分に残っていることを忘れてはならない時期にきています。

ということは、ロングをとって利益が出ても一定のレベルが取れたときにはこまめにリカクするなりトレーリングストップを置くなりして、確実に利益を確保して積み上げていく方向で売買を考えることが重要になりそうです。

しかも明らかに異常とも思える超楽観相場はいつ流れが変わるかまったくわらない状況ですから、チャートで変化を感じたら一旦様子を見るなりして常に自分の売買方向が間違っていないかどうかを確認しながら前に進むことが必要になりそうです。

そういう意味ではかなり神経質な相場展開に対応する心構えが重要ということになります。

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ABOUTこの記事をかいた人

PN 今市 太郎

外資系コンサルティングファーム、外資系生命保険会社を経て独立ビジネスコンサルタントとしてビジネスプロセスコンサルティング、クラウドコンピューティングのリプレイスメントや海外のファンドのM&A投資コンサルティングなどに従事。 そのため、株の売買はインサイダーにならないようにFXだけに特化し2007年から本格的に売買をスタートし、9年の実績。 現在は月間5000PIPSから8000PIPS程度をコンスタントに獲得できるように日々精進している。