2017年のFX相場からみた売買方法のベストプラクティスとは

2017年もいよいよ残り1週間ということで、今回は今年の相場展開から考える売買のベストプラクティスは何だったのかについて考えてみたいと思います。

ベストプラクティス(英: best practice)は、ある結果を得るのに最も効率のよい技法、手法、プロセス、活動などのこと。 最善慣行、最良慣行と訳されることもある。 また、仕事を行うために最も効率のよい技法、手法などがあるという考え方をいう。

引用元:hhttps://ja.wikipedia.org/wikipedia/

もちろん通貨ペアによって様々に状況は異なるものですが、メジャーな通貨を取引する場合に考えなくてはならないことはほぼ共通な状況で、そんな共通項を中心にお話しを進めていくことにします。

メジャー通貨ペアでも日足以上でトレンドがでるのは年2回以下程度

このコラムでは既に何回か触れていますが、FXの場合は特定通貨ペアに結構はっきりとしたトレンドが日足レベル以上で示現するのは多くて年間2回程度であり、それ以外は結果的にはレンジ相場を形成していることが非常に多くなります。

特にドル円やユーロドルにはそうした傾向が強く、明確なトレンドが出ているかどうかは常にチェックし、大相場のタイミングを決して逃さない姿勢を持つことが重要ということを今年は再認識させられました。

年にほぼ2回ほどしか登場しない大きなトレンド相場にどうタイミングを外さずに乗っていくかということはFXを行う個人投資家にとっては常に大きな課題となっているといえます。

日足と週足でトレンドが出た場合かなり強い相場

通貨ペアにトレンドが出る場合、特に重要なのは日足で出たトレンドが週足でも同様に確認できた場合といえます。

今年のドル円相場でいえば昨年11月から続いたトランプラリーが年明け早々まで続きましたが、こうした強い相場状況のときには確実に日足のみならず、週足にもトレンドが発生している点に注目すべきです。

同様の強含み相場は今年9月にドル円が107円台まで下落した後上昇に転じた局面でも同じような日足、週足そろったトレンドが発生しており、こうしたタイミングを逃さない努力が必要になることをあらためて感じさせられました。

相場が反転し始めたあたりというのはどうしても疑心暗鬼になりがちですし、当然状況次第では上値を簡単に止められて再下落に転じることも多くなりますが、流れに乗れればこれほど大きく利益を得られるチャンスはないわけですから、常にそうしたタイミングを見つける作業を日ごろから行っておくことが必要です。

※ドル円日足チャート

※ドル円週足チャート

日足以上でのトレンドに乗るなら確実にトレンドフォローがお勧め

このように日足、週足といったレベルでのトレンドがではじめたら、逆張りではなく、必ずトレンドに乗るトレンドフォローの売買を行う習慣をつけることが重要です。

もちろん何回かはダマシにあったり一時的に逆方向に動いて損切を余儀なくされることもありますが、一定のトレンドが出ている場合には絶対にそれについていくという姿勢を崩してはならないことも今年の相場はかなり強く示唆してくれました。

既に皆さまご存知のとおりアルゴリズム取引にAIが実装されるようになってから、このAIのディープラーニングは週足からかなり短い時間足までトレンドを探しまくっては順張りでついていくというエントリーを繰り返しています。

それだけに人間ではここからはさすがに買いでエントリーするのには気が引けると思われるようなレベルでもどんどん買いを入れてきますので、思わぬレベルまで相場が上昇することがあるのです。

通常のレンジを超えて上昇するからトレンドが出ているわけで、当たり前といえば当たり前ですが、人による裁量取引は妙な遠慮は行き過ぎ感を強く感じてしまうことから多くの個人投資家は日常的に扱っている通貨ペアにトレンドが出てうまく乗ることができずに利益機会を失っていることが非常に多いのが実情です。

そして、今年もドル円のトレンドに乗り遅れた個人投資家がほとんどだった状況でした。これも来年からの売買では相当意識して取り組むべき課題であろうと思います。

長い時間足でトレンドが出ないなら短い時間足で勝負する

一方ドル円にしてもユーロドルにしても年間のうち実に8か月から9か月は日足以上のレベルで明確なトレンドはでないのが実情です。

つまりほとんどはレンジ相場を展開しており、その幅が広いか膠着して狭いかぐらいの違いしかないところを上下に動くことが多くなります。

ドル円の場合ですと日足にトレンドがでても20営業日を超えるあたりで一旦終焉を迎えることが多くなりますから、その後は保ち合いの状況に変化する傾向が強くなります。
こうなると日足のチャートだけみていてもエントリーのタイミングをすっかり逃すことになってしまいますが、時間足を日足から4時間足、1時間足といった形に短くしてみますと、こうした膠着感のある相場でも十分に利益機会が存在することがあらためて確認できます。

今年のドル円相場も多くの時間帯はこうした短い時間足で利益を獲得できるチャンスがかなり存在していたことがわかっています。

売買チャンスに恵まれないと感じたときには常に時間足を短くしてみて短時間にトレンドがでていないかをしっかり確認してみることも重要です。こうした柔軟に発想を変えられるかどうかも今年の取引での勝敗の成否を分ける材料になったと思います。

※図3ドル円4時間足チャート

皆が知っている相場の形は単純に乗っても失敗する可能性大

またヘッドアンドショルダー、ダブルトップ、ダブルボトムといった市場参加者の誰しもが知っているようなチャートの形が形成されると、ネットを使って情報が行き届いてしまった相場環境では市場参加者が同じ発想で売りや買いに集まってしまい、本来その方向に動くはずだったものもロングなら自律的に下落してしまったり、ショートの場合には大きなショートカバーがでるといった事態に見舞われることが結構見受けられた年でした。

とくにこうした動きはユーロドルに顕著だった年といえます。

こうした誰もが知っているような相場状況に直面した場合には、一応疑ってかかる必要がありますし、多くの市場参加者のポジションの傾きが激しくなり、これ以上上がらない、下がらないといった停滞感が感じられた時にはいち早くポジションを閉じるなり、思い切って反対売買に転じてみるなりの戦術転換が必要になることも感じられました。

スキャルピングはかなり動かない相場でも立派に機能

売買手法の中で安定していたのは何と言ってスキャルピングで、人によっては一回あたりの利益が少ないのにエントリー回数が増えるのはリスクが高くなるだけと敬遠する向きがいることも事実ですが、ドル円、ユーロドルといった流動性が常にある相場では相当売買が細っても利益チャンスに恵まれた年でした。

特に東京タイムが膠着してもロンドンタイム以降にしっかりとした動きがでるといったケースが何度も見られ、取引ボリュームの多いロンドンタイムをいかに有効利用するかも個人投資家のトレードにとっては大きな課題といえそうです。

個人投資家の場合、レベル感や自分の相場に対する思い入れ、思い込みから実際の相場の動きと逆さまにエントリーしてしまい、しかもそれを損切できないまま長く抱えるといった売買パターンに陥ることが非常に多いわけですが、方向感の問題よりも、トレンドを探してそれに予断を持たず、躊躇なくついていくといった自在性を手に入れることが非常に重要であると考えます。

今年はとくにこうした自在性をもって相場に臨むことができた人に多くの利益がもたらされたと感じます。

来年も相場は続きますので、こうした反省点を踏まえてさらに利益の出せる売買が実現できるように心がけたいものです。

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ABOUTこの記事をかいた人

外資系コンサルティングファーム、外資系生命保険会社を経て独立ビジネスコンサルタントとしてビジネスプロセスコンサルティング、クラウドコンピューティングのリプレイスメントや海外のファンドのM&A投資コンサルティングなどに従事。 そのため、株の売買はインサイダーにならないようにFXだけに特化し2007年から本格的に売買をスタートし、9年の実績。 現在は月間5000PIPSから8000PIPS程度をコンスタントに獲得できるように日々精進している。