仮想通貨リップル急騰の理由を探る

リップルの価格が急騰しており、2014年1月以来の6円を超える上昇を見せています。
このリップルはグーグルが出資したときにも高騰をみせましたが、ここへ来てさらに多くの金融機関がこの仕組みを利用することが明らかになってきたことでいきなりその値を跳ね上げる動きとなっているのです。

今回は、このリップルについて書いていきたいと思います。

まずはネットの反応

リップルとは!? ビットコインとは仕組みが大きく異なる

リップルはJed McCaleb率いるシリコンバレー・スタートアップ OpenCoin が開発した仕組みであり、このJed McCalebは東京のBitcoin交換取引所、Mt.Goxを作った人物であり、暗号通貨の世界では1~2を争うエキスパートであるともいえます。

初版は2012年に登場しており、すでに5年を経過していますが、実際には依然開発途上にあることは間違いなく、本格的に利用が始まろうとしているのはまさにこれからということで、特定の金融機関が実際にその利用を決定しはじめていることで急激にそのサービスの注目が集まりつつあるのです。

仮想通貨はとかく十把一絡げにして評価されがちですが、実は先行して非常に話題になったビットコインとリップルは大きく異なる仕組みのサービスであり、まずはこの部分からしっかり理解しませんと今のリップルが金融市場でもてはやされている理由が正確に理解できないことになってしまいますのでまず、その部分から今回はご説明していくことにします。

日本語で示したリップルの正確な定義は、単なる仮想通貨ではなく、分散型台帳技術を利用した即時グロス決済システム、外国為替・送金ネットワークということなります。

こう書くと決済システムであって仮想通貨ではないのでは?と思われる方も多いと思いますが、詳細を理解するとこれが仮想通貨としても機能することがご理解いただけると思います。

ビットコインと一体なにが違うのか?

ビットコインとリップルの基本的違い

ビットコインはP2P、つまり直接的に複数の端末間で通信を行って取引をする仕組みであり、もともとの発想として金や銀といった特別な鉱物資源と同様、そもそも流通する総量に限界があるのが大きな特徴となっています。

つまり世界中で金が採掘されるのと同じようにビットコインの採掘が進むとその量は当然少なくなり、徐々に採掘もむずかしくなる仕組みが導入されています。

一方、リップルは単一のオンライン通貨ではないのが特徴で、1リップルを支払えばドル、ユーロ、円はもちろん、ビットコインでさえも金銭の授受ができるのがビットコインと大きく異なるメリットとなっているのです。

ビットコインの上限は2100万枚となっていますが、リップルは1000億枚が流通し、ビットコインの5000倍の規模が確保されている点も大きな違いです。ビットコインは徐々に採掘が進んで市場に流通する量が増えていきますが、リップルは最初から1000億枚が存在しているのも大きな違いでそれ以上増えることはありません。

ビットコインとリップルの決定的相違点について

ビットコインとリップルの決定的違いといいますと、なかなか一言では言い表しにくいものがありますが、まずビットコインはなんといっても仮想的に保有する現物通貨であるといえ、仮想とはいえコインは手元に保有することになりますし、送金相手に送れば相手にこの仮想コインが届くことになります。

これはあらゆる国にも金融機関にも影響を受けない絶対的価値を持っている点が大きなポイントであり、通常のFXなどと同じように取引をする投資家が多い理由ともいえます。

ところがリップルのほうは仮想的に資金を送金することができますが、現物通貨は存在しておらず、あくまでも個別の利用者の貸し借りの付け替え、精算により成立しているサービスということになります。

貸し借りの付け替えというとわかりにくい気がしますが、実はよくよく考えてみれば銀行機能と同一のサービスであるといえます。

例えば銀行間送金は現物を収受するのではなく、付け替えを行っているので、それがリップルにおいても同一であるということです。

実はこの機能が金融機関の利用を大きく促進させることから金融市場でも高い注目を浴びているのです。

入手先について

仮想通貨はどこから入手するのかいまひとつ不明確と思われる方も多いと思いますが、ビットコインは購入、採掘、他人からもらうなどの方法が存在しています。リップルも購入や採掘、他人からもらうことができるようになっており、この領域はほぼ似たような形をとっているといえます。

リップル価格急騰の背景とは

今回リップルが月末からいきなり値を上げ始めた大きな理由は三菱東京UFJ銀行が2018年初から仮想通貨の中核技術であるブロックチェーンを活用した次世代型の国際送金サービスを始めると発表したことに起因しています。

しかもこのサービスではバンクオブアメリカ・メリルリンチなど米欧豪の大手6行と連携し、リップルの技術を活用して即時決済を可能とするとしたことから、いきなり日米を中心とした先進国のメガバンクでの利用が確実になったことが価格の高騰に結びついているといえます。

これにより従来の海外送金の手数料が大幅に削減され、利用者にとっても大きなメリットが出現することも好感されているようです。

前述のようにリップルの仕組みは既存の商業銀行がすぐに導入してもそのプロセス自体が非常に親和性の高いものであることから、今回の三菱東京UFJのケースでも利用が決定したものと思われます。この辺りもビットコインとは違う性格のサービスであることが大きく寄与しているといえます。

足元でのリップル価格は明らかにこの発表以降暴騰しており、さらに同種のほかの金融機関でも利用が広がることが容易に予想されることから、この状況は当分続きそうな気配です。

※リップル価格推移(対JPY) 出展CoinGecko

今後の動向

今後リップルがこの領域で完全なイニシアチブを確保できるようになるのかどうかはまだ明確にはなっていませんが、今後はイーサリアム、イーサクラシックなどとともにリップルが主力の銘柄になることは間違いなく、短期というよりもある程度の期間をみて投資すれば年間で倍から数倍といった価格に跳ね上がる可能性も十分にあるといえる商品のようです。

ただし、こうした仮想通貨の仕組みはどこかの段階でいきなり仕組みが収斂して特定のものがメジャーなものになるリスクは常に付きまとっており、市場で複数のサービスが並列で生き残れるのかどうかはまだよくわからないのが正直なところです。

投資としてはファーストイン、ファーストアウトで、早めに参入して初期段階の利益機会を存分に享受し、ステージが次のレベルへとインテグレートされる前に早々と一旦抜けてしまうぐらいのすばやさが求められそうです。

すでに相場は若干バブル化の様相を呈していますが、ポピュラーなものになるにはもう一段のバブルが走る可能性が十分にあり、ここからでも参入機会は与えられるものと思います。

この領域の投資で勝ち組になるためには、やはり競合の個別サービスのどこがどう異なるのか、どの部分がバッティングし、逆にどの部分が並列を許されるものになるのかといった顧客視点でのベネフィットをよく理解することが必要になりそうです。

細かいテクノロジーを詳細に認識するよりもサービスレベルの差を金融市場の顧客の目線で理解することができれば、どのサービスに投資すべきなのかはかなり明確に認識することができることになります。

具体的な金融機関の利用が始まろうとしている今、リップルはいよいよ拡大の第二ステージにさしかかろうとしている状況です。

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ABOUTこの記事をかいた人

PN 今市 太郎

外資系コンサルティングファーム、外資系生命保険会社を経て独立ビジネスコンサルタントとしてビジネスプロセスコンサルティング、クラウドコンピューティングのリプレイスメントや海外のファンドのM&A投資コンサルティングなどに従事。 そのため、株の売買はインサイダーにならないようにFXだけに特化し2007年から本格的に売買をスタートし、9年の実績。 現在は月間5000PIPSから8000PIPS程度をコンスタントに獲得できるように日々精進している。