ソニーの復活はまだまだ先になる6つの理由

アベノミクスで沸く日経平均。
そのような中多くの企業が過去最高益を上げ、日本経済が順調に成長しているように見えていました。

しかし、ある日突然、日本を代表する企業「SONY」から思わぬ噂が聞こえてきました。
今回はなぜソニーはまだ復活できないのか 6つの理由にまとめて書かせていただきます。

1.過度な人件費削減

2015年に入って、ソニーの株価は順調に上昇していました。
このような中、ソニーの本社では、子供でも分かるぐらい単純明白で損得が分かるようになっている早期退職者募集を行っていました。

その内容は「年功序列を完全に廃止、早期退職者には数千万円以上の割り増し退職金が支給される」といった内容です。

これによって、社員の6割以上が減給することになり、しまいには退職金の金額に大きな差が出てしまいます。
この内容を見る限り、50歳以上の社員にとっては、早く会社を辞めることがどれだけ得だかはすぐに分かる物になっており、実際にソニーは多くの社員が退社していきました。

このことに関して、ソニーは2014年で早期退社の募集は最後にすると説明はしているものの、既存の社員にとっては自分自身の将来に大きく不安を抱えさせてしまう原因の1つとなってしまいました。

このことが直接どのように影響が出てくるかは分かりませんが、社員のやる気の低下にもなりかねないのです。
大手企業に就職したということは、多くの社員にとって安心以外何者でもありません。
そのような状況で将来の安定が見えなくなって行くと考えたら、働く指揮が低下してもおかしくないでしょう。

2.投資家のためにあるような中期計画

3年前のソニーの中期計画で、2015年には自己資本利益率を10%以上にすると掲げていたのにもかかわらず、その計画は達成していません。
しかし、2015年の中期計画でも同じように自己資本利益率を10%にすると同じ目標を発表しているのです。

本来ならば、なぜ前回の目標は達成することが出来なかったのかを分析する必要があります。
そして、それに対して何一つ責任をとる姿勢を見せてはいません。
これでは、誰一人中期計画の信憑性を信じる人は居ないと考えることが出来ます。

社員にとって中期計画が示されないということは、どこに向かって走っていけばいいのかも分からないで道しるべがない状況と同じです。
そのような現状では、どこに向かって良いのかわからないで、ただ呆然としてしまう社員が出てきてしまってもおかしくありません。

3.有利子負債の利子で圧迫

95年時点で、ソニーグループは約4兆円の売り上げに対して2兆円近い有利子負債を抱えていました。
そして、この有利子負債が大きくソニーを変えてしまったと考えることが出来ます。

ソニーがここまで借金を抱えてしまった原因は、積極的な買収急激な人員増加によるものです。
この当時、ソニーは毎月の支払利息が100億円を越えてしまった時期がありました。

こうした利息の増加は、次第に商品開発にも影響が出始め、従来は技術のソニーと世間に言わしめるほど、他社とは圧倒的な技術の差がある商品の開発に力を入れていたものが、収益化を急がなくてはならなくなったために、一般に受け入れやすい他社と同じような商品が並ぶようになってしまいました。

このような支払利子の増加によって経営方針を変えてしまったことは負の遺産といえます。

4.相次ぐOBからの不満

ソニー栄光の時代を築き上げてきたのは、団魂世代のOBの功績が一番と考えます。
そのOBの人たちから相次いで不満の声が上がる状態はあまり良いとは言えません。
確かに、過去にばかり気を取られてしまっていたら成長は止まってしまいます。
しかし、歴史は繰り返されるものです。

現在のソニーがあるのは多くのOBの人たちのおかげで、これは紛れもない事実です。
そのOBの人たちの声から出ているものは、確実に今のソニーにとってプラスの意見になるものだと感じました。
その例を出すと、

「幹部は平井社長の声より吉田CEOの話を聞きすぎている」

「アイボをやめてしまった理由が私には見当たらない」

「少し前までは1年半で結果を出さないと交代。現在では1年で結果を出さないと交代されてしまう状況で、社員全体で挑戦する雰囲気がない」

「変わり者を集めるのがソニーのいい点であったが今では、右に習えといわんばかり個性のない社員しか採用しなくなった」

など、どれも頷いてしまうぐらい問題を洗い出している意見ばかりで驚かされます。
特に、アイボをソニーがやめてしまったことに関しては、アイボ愛好家にとってのショックは計り知れないものがありました。

何年も共に過ごし愛着を持ったアイボが、ソニーの撤退により部品が生産されず部品の替えが聞かない状況に追い込まれています。
現在はソニーOBの方が使われなくなったアイボの回収を行い、その部品を再利用して修復をしているようですが、過去のソニーは熱烈なファンも多く作ってきたのです。

熱烈なファンを築き上げる。

これこそ今のソニーに欠けている大きな欠点なのではないでしょうか。

5.ブランド価値の存在に依存していた

「SONY」このロゴを見るだけで、日本では信頼のあるゆるぎないブランドのように感じる人が多く存在しました。
そして、多くの展示会でも「SONY」というブランドを掲げるだけで何か良い商品があるのではないか、という期待に胸を震わせ訪れるお客さんが多く来場しているのです。

このような現象は一見良い傾向にも見えますが、裏を返せば知らず知らずのうちにぬるま湯の環境に浸かってしまっている、ということになりかねません。
まずは、普通の会社になる意識を一人ひとりの社員が持ち、ブランドではなく商品の品質で勝負する志を持つことから初めて行くことが大切です。

そして、このような対策はすでにソニーは行っており、2015年ラスベガスで行われた家電見本市では、無名のスタートアップ企業のブースが並んでいる場所に「MESR」と呼ばれる製品で展示を行っていました。

この動きは「SONY」というブランドを一切抜きにして、製品そのもののコンセプトや魅力をいかに来場者に感じ取ってもらえるのかというニーズを把握するために行われていた活動です。
こうした活動が活発に行われることによって、技術の向上は見込まれます。

6.「SONY」というブランドだけで入社してくる社員との誤差

大手企業に就職できれば安心と考え、就職してくる社員は多く存在しています。
これは大手企業全般に言われている問題です。
「日本の就職したい企業」というランキングがあります。
そして、3位にソニーはランクインしています。
それほど、2015年就職活動中の学生にとっては、就職したい企業だと感じられているのです。

しかし、これが喜ばしいことと言えるのかということに関しては大きな疑問が残ります。
就職活動中の学生にどんな企業に就職したいのかというインタビューを行った結果、多くの意見に「大手企業で安定しているから」「ボーナスが多く退職金がでるから」「両親に良い企業といわれたから」このような回答が目立ちました。

ということは、このような意識の学生が多く集まってきていて、このような学生の意識を変えるのには相当な労力を使うことになるからです。

安定を求める学生と、優秀な社員を獲得したい企業、このギャップを埋めていくことも今後の課題になっていきます。

まとめ

ソニーというブランドが日本に残してきた功績は、数多く現在でも失速してしまった過去を乗り越え、再び輝きを取り戻そうと奮起しています。
しかし、まだまだソニーには大きな課題が残っています。

「日本経済が上向いている。景気がいいから」

このような理由だけではなく、過去にこだわらず目の前の課題を少しずつ解決していく姿勢が多くの国民に伝わってくるようになったときこそ、ソニー復活の兆しが見えてくるときだと確信しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

佐藤 まさむね

ブログ管理人。FX歴2007年~、トレード手法で使うのは水平線、ダイバージェンス、ヒドゥンダイバージェンス、プライスアクション、フィボナッチ。FXの月間最高実績2500pips、最近は暗号(仮想)通貨にハマり主にアルトコインに分散投資中。FX&暗号通貨好きな方との情報交換を欲している。