第ニのユニクロを目指せ!

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日本のアパレル業界は現時点で、ファーストリテイリングが大きく抜け出している現状です。

ユニクロを中核ビジネスとして、ジーユー、セオリー、コントワー・デ・コトニエ、プリンセス タム・タム、J Brandなど複数のブランドも展開し、特にユニクロを中心に、低価格でファッション性が良いということを売りに大成功を収め、日本に止まらず世界で大きな利益を上げています。

しかし、そのような状況を変えるために動き出し大きく注目している企業があり、大胆に大きく前に進んでいるのです。

1.勢いを見せる第二のユニクロ「アダストリア」

アパレル業界で、今の一番の注目株はアダストリアです。
グローバルワーク、ローリーズファーム、ニコアンドを中心に、大型施設やアウトレットなどに複数店舗を構え急激に成長を遂げています。
若い世代を中心に人気を誇り、どこの店舗に行っても人で溢れている状況が続いているのです。

なぜそこまで若い世代を中心に人気を集めているのでしょうか。
それは、アダストリアが立てる経営戦略にありました。

2.アダストリアの20代から30代の層に狙いを絞るマーケティング

幅広い年齢層を対象にしているユニクロに対して、アダストリアは年齢層を絞り経営戦略を立てています。
特に、ローリーズファームの店舗に訪れて頂くと分かるのですが、ローリーズフクオリティ&リラックスをテーマに、普通の生活感覚を持った女性へ、飽きのこないベーシックアイテムと、シーズントレンドアイテムをミックスした清潔なコーディネートというコンセプトを打ち出し販売しています。

そして、価格帯も誰でも手の届く値段で買うことの出来るものから、少し高めの服まで取り揃えており、洋服が好きな女性にとっては病みつきになってしまう感覚を覚えます。

あるショッピングモールで買い物をしている女性に、ローリーズファームのどのようなところが良いのかインタビューをしたところ次のような答えが返ってきました。

「低価格でかわいい洋服があるから見ていて飽きない」
「安定して良い商品が置いてあるので、とりあえずローリーズファームには立ち寄っていこうと思う」
「気取らない感じがして、洋服の生地も安っぽくなく買いやすい」

このようなことから、若い女性から絶大な人気を誇っていることは明らかで、売り上げを着実に伸ばしていることが分かります。

3.アダストリアの今後の株主優待に期待

アダストリアの株価を見ていても、アダストリアに対する期待度が分かります。
2015年の初めには、1株あたり3,000円以下だったアダストリアの株価は、2015年8月には2倍以上の値を付けて1株8,000円まで上がっているのです。

しかし、今のアダストリアの優待は、今の株価に対したらかなり優待が薄いものになっているのです。

現在の1株7,550円(2015.10/07時点)という株価を考えると、今後どこかのタイミングで株主優待を充実させてくる可能性は大きくあると考えます。
株主優待の充実は、今後の株価にも大きく影響を与えるので、常に会社の動向には気をつけて注意をしていると株価上昇のタイミングを見逃さないでしょう。

4.アパレル業界の異端児

正統派で、どんどん力を付けているアダストリアに対して、常識を覆す戦略を駆使して上り詰めている会社があります。

それが「クロスカンパニー」です。

この会社は、アースミュージック&エコロジーを中心に販売数を伸ばしています。
この会社のなにが異端児だったのかというと、女性服しか扱わないアースミュージック&エコロジーが、テレビCMを大々的に打ち出すということでした。

その当時、女性服を専門に扱うお店としては、女性誌など洋服が好きな女性が日常的に読むものに広告を打ち出すぐらいしか広告は行われていませんでした。
その理由として、広告費用に対して売り上げが上がらないと多くの企業は考えていたからです。

しかし、アースミュージック&エコロジーは、この予想を大きく上回りました。
テレビCMを打ち出した年は、前年度と比べ売り上げが160%アップしています。

誰もが恐れていたテレビCMをも駆使し、女性服専門のブランドとしてアースミュージック&エコロジーは確かな地位を築き上げています。

5.女性活用のクロスカンパニー

クロスカンパニーの強みは、女性の活用にあると考えます。
女性服専門店ならではですが、店舗では常に女性のお客様を相手にするということもあり、社員の約98%は女性社員で成り立っているのです。
無理に女性活用を促進して雇用しているわけではなく、実際に売り上げも作っており、戦略的に女性を雇用することにも成功しています。

クロスカンパニーの考えは、「40代の女性はどうしても感性が鈍ってきてしまう。しかし、若い女性を取り入れて行くことによって、常に新しい感性が入り込んできて経営にも良い影響を与えている」ということで、若い女性と年配の女性の循環の大切さを語っています。

女性には女性にしか分からないことがあります。

そのようなことはいくら男性が分かったふりをしていても埋められないものがあるのです。
そのような隙間を埋めることが、クロスカンパニーはうまく出来ていると言えます。

6.クロスカンパニー16年春にも上場か?

衣料品製造販売大手のクロスカンパニー(岡山市)は東京証券取引所に上場する方針を固めた。時期は16年春をメドに調整しており、時価総額は2000億円規模になる可能性がある。上場で調達する資金は300億円前後の見込みで、東南アジアを軸とした海外での出店強化やM&A(合併・買収)に充てる考えだ。
(http://blog.goo.ne.jp/thinklive/e/b9abacda84db1b083b306effb72f2bacより引用)

という声が有力視されているのです。
もし、クロスカンパニーの上場が実現されれば、アパレル業界の盛り上がりが増していくことは間違えないと考えます。
それは、ファーストリテイリングに真っ向勝負しているアダストリアに対して、女性服という狭く狙い済ました市場を狙い顧客を獲得していくクロスカンパニーという構想が出来上がるのです。
そうすることによって、各企業の競争は激しくなり活性化していくと考えます。
そして、女性服といえばクロスカンパニーという状況が10年後に出来上がってしまう可能性があると思っています。

クロスカンパニー上場の目的は、東アジアのシェアを企業買収によって拡大していくという目的があるのです。
急激に成長を遂げているアジアの市場をいかに獲得していくかは、各企業にとって死活問題です。
ですから、アジア市場に狙いを済まし、開拓に向けて上場するのならば、私はクロスカンパニーに上場を応援したいと考えています。

まとめ

「衣食住」人間が生活していくことにおいて大切なことをあらわした言葉です。

その先頭に書かれているものが衣という言葉になります。
食べることよりも、住居を確保することよりも、服を着ることが今の世の中では大切と考えられている証拠なのではないかと考えています。
良い洋服を着ていて、センスがいいと一目置かれた存在になります。
特に若い女の子にとっては、「お洒落でかわいい、着ている洋服がかっこよくセンスが良い」ということは、一種のステータスになっているのが現実です。

食は人生に満足感を与え、住居は人に安心を与えます。

そして、衣は人の感性を表現します。

このようなことからも、現代の生活の基準に「衣」というものはとても高い地位にあり、多くの人は、食を我慢し、住むところにはなるべくお金をかけず、衣にお金をかける。
そんな世の中に突入しているのかも知れません。


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