リーマンショックの原因と再来を考える

100年に1度の金融危機と言われたリーマンショックによる株価下落は、世界経済に大きなダメージを与えました。

当時の市場は疑心暗鬼になっており、日々ヒステリックな値動きを繰り返していました。
多くの投資家がその動きに翻弄され、そして多くの資産を失いました。
世界中のマーケットからはマネーが引き上げられ、各国の株価指数は悲観的な数字を更新していく事となりました。

行き場を失ったマネーは消去法的に考えられた結果、安全資産として知られていた円に向かう事となり、その結果、驚くほどの円高を引き起こす事につながりました。
その事によって、日本経済は世界経済の下落とともに、もう1つの問題として円高という問題を抱えることになってしまいました。

1.何故リーマンショックは起こったのか?

いまさらではありますが、何故、リーマンショックは起こったのでしょうか?
それは、アメリカで行われていたサブプライムローンという低所得者向けのローンが大きく関係しています。

当時のアメリカでは、不動産の価格が高騰していました。
それは、一種のバブルと呼んでも問題ないぐらいです。

そこに目をつけたのが銀行などの金融機関です。

金融機関は、高騰する不動産価格に目をつけ、低所得者の人たちが保有している住宅を担保にする事により、高利でお金を貸し付けるようになりました。
それまでは、ローンが組めないような信用力の低い人や、低所得者の人にも次々とお金を貸し付けていきました。
非正規雇用の人ように不安定な状況の人にも、どんどんと貸し付けていったのです。

サブプライムローンの大きな特徴の1つとして、最初の数年間は金利が低いという事がありました。

しかし、数年後からは金利が大きく上がります。

不動産価格が高騰している事を背景に、借りるほうも貸すほうも強気になっていました。
それと同時に、最初の数年間が低金利という事も、借り手には大きなメリットとして受け止められた結果、多くの人が無理なローンを組むこととなりました。

このサブプライムローンによって、金融機関は大きく利益を膨らませました。

2.更なる利益を追いかけた結果

サブプライムローンによって、大きな利益を得た金融機関が次に目をつけたのが、サブプライムローンの証券化です。

不動産価格の価格上昇により、信用力が高まったように見えたそれらのローンを証券化して販売するようになりました。

そして、ここで大きく活躍する事となったのが格付け会社です。
サブプライムローンを証券化して販売する際に、格付けを行い、リスクを視覚化して分かりやすくしたのです。

しかし後に、この格付けが大きな問題点となってきます。

3.中身が見えない金融商品

サブプライムローンを証券化して販売する事によって、金融機関はますます利益を増やしていきました。

証券化したサブプライムローンは需要があり、その他の様々な金融商品にも組み込まれていきました。

需要が増えてきた結果、証券化されたサブプライムローンは、どんどん中身が見えない商品へと変貌していったのです。
あまりにも需要が多い為、金融機関は次々と新たな金融商品を発売していきました。

そして、それは金融市場の暴走を招く事になったのです。

本来は、リスクの視覚化に役立っていたはずの格付けですが、いつしかリスクを隠す為の格付けへと変化してしまったのです。

最初は厳正に格付けを行っていました。
そして、AAAの格付け、AAの格付けというように選別されていきました。

しかし、次に行われた事は、最初にAAに分類された中での更なる格付けです。
1度はAAと格付けされたにも関わらず、そこからAAAの格付けが誕生するという摩訶不思議な現象が起こってしまったのです。

AAの中では、これがAAAに値するというように格付けをしていったのです。

これを暴走と言わずに、何を暴走と言うのでしょうか?

4.見えなかった問題の大きさ

時間の経過とともに、サブプライムローン問題の大きさが知れ渡るようになりました。
早い段階から警笛を鳴らしていた専門家もいたのですが、利益至上主義の金融機関にその声が届くことはありませんでした。

そして、ついに問題の大きさに気付くことになったのです。
しかし、その時には遅すぎました。
時間の経過とともに、問題の大きさは膨らんでいくようで、誰もが恐怖しました。

誰もが必死に目の前で起こっている現実を把握しようと奔走している最中、そのニュースは発信されました。
アメリカによって救済されると考えられていたリーマンブラザーズが破綻したのです。

市場はパニックに陥りました。
これが世界経済に大打撃を与える事となったリーマンショックの始まりです。

5.突きつけられた現実

リーマンブラザーズの破綻によって、多くの金融機関が自分たちのしていた事の愚かさを知る事になりました。

証券化された商品の中には、サブプライムローン以外のローンや債権などが組み込まれたものもありました。
その為、信じられないような話ですが、取引をしていた金融機関は自分が持っている証券に、サブプライムローンが組み込まれているのか分からないような状態だったのです。

また、格付け方法も曖昧なものとなってしまった為、自分が持っているものが本当にAAAなのかどうかも分からなくなっていたのです。
そんな商品を持っているわけにもいかないので、市場では投売り状態となりました。

中身も分からないような商品を売買していた金融機関と、本来の格付けからかけ離れた事を行っていた格付け会社は批判にさらされました。

金融緩和が終わった先にある未来とは?

現在、各国の経済対策や金融緩和により危機から脱したと思われています。
各国の株価指数はリーマンショック前の水準を大きく上回るまでに回復しました。

しかし、ここにきて市場は不穏な動きを見せるようになってきたのです。

株価指数の上昇の大きな要因となっている事の1つに、世界的な金融緩和があります。

今までに例を見ないほどの金融緩和は、どのような事態を招く事となるのか誰にも分かりません。
市場もその事に目を向け始めました。

金融市場の暴走によって招かれたと言われているリーマンショックですが、歴史は繰り返されようとしています。

大規模な金融緩和により、だぶついたマネーが市場を駆け巡り、株価指数は物凄いスピードで高値を更新しています。

それによって、リーマンショック時に大きなダメージを受けた金融機関も、驚くほどの利益を手にするようになりました。
その上昇スピードは、前回とはまた違った暴走をしているようにも感じられます。

2015年に入り、日本市場は今までにないほどの乱高下を繰り返しています。
その動きは、とても先進国の株価指数とは思えないような動きです。
市場はすでに、ヒステリックな状態にあるようにも見えます。

大規模な金融緩和によって、パンパンに膨らんだ市場をどのようにコントロールしていくのか、その着地点は誰にも見えていないようです。

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ABOUTこの記事をかいた人

佐藤 まさむね

ブログ管理人。FX歴2007年~、トレード手法で使うのは水平線、ダイバージェンス、ヒドゥンダイバージェンス、プライスアクション、フィボナッチ。FXの月間最高実績2500pips、最近は暗号(仮想)通貨にハマり主にアルトコインに分散投資中。FX&暗号通貨好きな方との情報交換を欲している。