目を覚ませ!兼業トレーダーが稼ぐために最も重要な投資法

株式投資を始めるにあたって、多くの人は大きく稼ぐことを目標として始めていることだろう。

しかし、夢を壊すようで申し訳ないが実際には大きく稼ぐことは難しい。なぜならば、ほとんどの人は専業投資家ではなく兼業投資家として投資をするからだ。
安定的に大きく稼ぐことができるのは専業投資家であり、彼らは日々勉強を積み重ね、企業分析を詳細に行い、稼げる確率が極めて高いと判断した株式に投資している。だからこそ、安定的に大きく稼ぐことができるのだ。

一方、兼業投資家にこれができるだろうか。毎日朝から晩まで仕事をこなし、夜の数時間あるいは休日の数時間を利用するくらいのもので、所詮は時間的にも体力的にも限界がある。少なくとも、専業投資家レベルの企業分析や勉強ができるはずもなく、稼げる確率が高いと判断したとしても、実際には精度は低いものである。そうなると企業分析などに時間と労力を割くことが馬鹿馬鹿しくなり、投資ではなく投機に走ってしまうのである。

投資と投機の違い

さて、投資や投機という言葉が登場したが、あなたはこの二つの言葉の違いを明確に把握しているだろうか。

これらは混同されがちであるが、大きく異なるものである。ベンジャミン・グレアムは、投資と投機を以下のように定義している。

投資

詳細な分析に基づいたものであり、元本の安全性を守りつつ、かつ適正な収益を得るような行動。

投機

投資としての条件を満たさないすべての売買。


投資では、企業の財務などを詳細に分析した結果、この企業への投資ならば損失はない(元本の安全性を確保することができる)と判断した株式に投資する。この条件を満たすだけでも、少なくとも配当金による収益が見込める。さらに多くの企業を分析し、成長が見込める企業や株価が割安な企業に投資をすることで、値上がり益も見込めるのである。

しかし、投機は詳細な企業分析を行わずに売買を行うものである。そして厄介なことに、愚かと言わざるを得ない投機が行われていることがほとんどだ。

それは、

  • 投資と勘違いして投機をしてしまう
  • 投機のための適切な知識や技術を持っていないのに、真剣に投機で儲けようとする
  • リスクを許容できないほどの金額を投じて投機をする

というものである。投機が悪いのではない。投機で儲けている投機家もいる。

しかし、そのような人は投機で儲けるための適切な知識と技術を持っており、投機の機会を虎視眈々と狙って利益を上げている専業投機家であることがほとんどであり、彼らは自分の売買が投資ではなく投機であるという自覚を持っている。これが、投資と勘違いして投機をしてしまう兼業投資家との大きな違いである。

「投機に走る兼業投資家」の典型的な例を挙げるならば、普段から勉強や企業分析をろくに行わず、分析とはいってもチャート分析などだけを行い、上昇トレンドに目を付けて買ったところ、実際にはそれは企業の真の価値を無視して単に市場が過熱していただけであり、まもなく起こる大幅な下落に巻き込まれて損失を出してしまうというものだ。しかも、彼らの中には信用取引で借金をしてまで投機行為を働く人も少なくない。

投機は往々にして損失に終わりがちである。もちろん、運よく成長株を安いタイミングで買い、市場の熱狂冷めやらぬうちに売りぬくことができるラッキーなケースもあるかもしれない。しかし、毎回の取引でそのような幸運にありつけるはずもなく、いずれは損失を被る。兼業投資家が投資ではなく投機に走った場合には、多くの場合においてそうなる。

投機はギャンブルであり、確かな知識と技術を持って利益を上げる投機家は一流のギャンブラーである。

しかし、初めから株式投資は運が良ければ儲かると思っている人や、投資と思って投機をしている人は、単にギャンブルをしているだけである。たしかにギャンブルには魅力がある。勝てば楽しいからだ。しかし、もしあなたがこのギャンブルをしたいならば、投資ではなくギャンブルをしているという自覚を持ち、元本の1割以下でやることだ。勝っても負けても投資に影響がないようにし、なくなる可能性の方が高いものと考えなければならない。もっとも、損失を被る可能性が高いものにお金を注いでしまうような人は、元から投資家に向いているとは言い難いだろう。投資家は損失を嫌うものだからだ。

兼業投資家は防衛的投資をすべき

では、兼業投資家はどうすれば株式投資で利益を得ることができるのだろうか。

それは、大儲けを期待しないという事である。
兼業投資家がなぜ投機に走って大損をするのか。それは既に述べた通り、そもそもの考え方に問題があることから、大儲けのための適切な努力を払っていないにもかかわらず大儲けを期待した結果、投資ではなく投機になるからだ。

ならば、大儲けを期待せず、自分の限られた時間や体力で分析を行い、そこそこの利益を上げられる企業に対して投資することで、そこそこの利益が得られたことに満足することである。これを、ベンジャミン・グレアムは「防衛的投資」と呼んでいる。

堅実な防衛的投資では大きな利益は得られにくいものの、安定的に利益を出すことができ、長期間にわたって複利運用していくことで最終的には大きなリターンを得ようとするものである。

投機に走れば元本を失う可能性が極めて高いが、防衛的投資ならば元本を着実に増やしていくことができる。

ちなみに、これに対して専業投資家が時間と労力を払って詳細な企業分析を行い、元本の安全を確保しつつ大きな利益を狙うことを、「防衛的投資」に対して「積極的投資」と言う。
防衛的投資でも積極的投資でも、なによりも最優先されるのは元本の安全の確保である。元本さえ減らなければ、少なくとも配当金によって儲けることができる。そのために重要となるのが、安全性の高いポートフォリオの構築である。

ベンジャミン・グレアムは、安全性の高いポートフォリオとは超優良債権と主要株式銘柄をそれぞれ50%ずつ保持するものだとしている。
「超優良債権」とは、利回りが高く、債務不履行に陥る可能性が極めて低い債券(国債、外債、社債など)のことである。そして主要株式というのは、簡単に言うと財政状態が良いために安定性が高く、倒産や大幅な下落の可能性が低い大企業の株式である。

もちろん、50%ずつ保持するというのは平常時において推奨される割合であり、その時々においてこの割合は変化する。例えば債券の利回りが低すぎたり、市場が弱気で魅力的な株価であるならば、債券を25%に対して株式を75%保持すればよい。逆に市場の熱狂によって株価があまりにも割高であるならば、株式を25%に対して債権を75%とすればよい。

このように、50%ずつの保持を基本として、本当に必要であるならば25~75%の幅で変動させていくのである。

防衛的投資ならば、兼業投資家でも可能な範囲内での分析によって利益を上げることができる。企業分析を行うにしても、何千社とある企業の中から成長株を発掘して大儲けをしようという望みを持たないため、安定性の高い大企業のみを対象に分析を行うだけでよいからである。投資先となる「安定性の高い大企業」とは、分かりやすく言えば絶対に投機ではないという自信が持てる投資先であり、もし株価の推移が確認できない状態になっても少しも不安にならないような投資先である。

したがって、防衛的投資に取り組むにあたっては、ベンジャミン・グレアムは投資前にこう自問するようにアドバイスしている。

「投資する前に、自分に問いかけてみることです。もしこの株に相場が存在しなかったら、自分はこういう条件でこの会社に喜んで投資するだろうか?とね」
 

防衛的投資の心構えとまとめ

注意点を述べておくと、元本の安全性を確保するために安定性の高い株式とは、絶対に値下がりしない株式ということではない。絶対に値下がりしない株式などあり得ない。

安定性が高いと判断して買った株式が値下がりすることもあるだろう。しかし、一時的な値上がりや値下がりで自分の判断が正しかったかどうかと考えるのは間違っている。安定性の高い株式を買っているならば暴騰や暴落が起こる可能性は低いため、値上がりや値下がりを繰り返しながら、その中で長期的に観てどうだったかということが重要となるのだ。

防衛的投資では、分析に多大な労力を払うことができないため、安定して利益を出してくれる株式を選んだならば、基本的には長期的に保有することになる。そのため、単に株価が下がったからといって売り急がなくてもよい。ちょっと様子がおかしいと思った場合には、チャートにおける株価の変動に注意を払うのではなく、その企業の事業の価値が変わったかどうかに注意しなければならない。グレアムは、このように事業の価値に注目しながら長期保有することについて、「株式を買うということは、その会社の一部を保有するということだ」と言っている。

株式投資では、安定的に利益を上げる人は少なく、多くの人は損失を被っている。損失を被る人は、それほど分析することができない、あるいはそもそも分析をする気がないにもかかわらず、色々な株式に手を出して大きな利益を狙っている。つまり、兼業投資家でありながら積極的投資であろうとし、分析不足で損失を出すほか、色々な株式に手を出して盛んに売買することによって、手数料がかさんで損失を膨らませている。

株式投資で着実に儲けていきたいならば、このようなその他大勢の投資家(実際には素人投機家)を尻目に、この会社の一部を長期間保有したいと思える企業に投資をし、どっしりと構えてそこそこの利益を享受していくのが最良の選択なのだ。

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ABOUTこの記事をかいた人

個人株式投資家、兼フリーライター ゴーストライターとして株式投資の短期売買の書籍を執筆したことから株式投資に興味を持ち、独学で勉強を始める。ベンジャミン・グレアムの投資理論に傾倒するようになり、グレアムの理論を習得すべく『賢明なる投資家』を全文手書きで筆写した。その後株式投資を再開、成績は良好。真のグレアム学派になるべく、日々研鑽を積み重ねている。