12年半ぶり1ドル125円台!大幅円安の要因とは!?

こんにちは。
360°FXブログ、公式ライターの角野です。

外国為替市場では、2015年の5月のゴールデンウィーク明けから急速な円安が進んでいます。
材料、ファンダメンタルズから考察すると、なぜ?という疑問が湧いてきます。

一方でテクニカルではわかりやすい円安であると思います。
なぜなら、持ち合い相場から上へブレイク、下値レンジは破らずという典型的な押し目買いのパターンになるからです。

私はずっと円高優勢だと思っていますが今回の円安には少々やられています。
ただし、ほかの媒体には4月からスイス買い、ゴールド買い等を推奨していることもありトータルではまったく損害はない状態なのですが、正直面白くはないです。

今回は、円高優勢と考える背景と、この円安になった背景を国際情勢と要人発言で考えていきたいと思います。

アメリカの主要要人によるドル高けん制発言

3月からアメリカ、FRB議長はドルが高すぎると再三再四、警戒を強めていました。

いくら、アメリカ経済が好調だからといっても、急激なドル高によってアメリカ経済が失速をするのは困るという思惑の発言になります。

この発言の背景はリーマンショック以降の回復過程において世界的な「通貨安戦争」を仕掛けたのはアメリカになります。
リーマンショック後半年で当時のバーナンキ議長の音頭によって量的金融緩和を開始しました。

俗に、QE1という通貨のバラマキ政策です。

これによってアメリカドルの供給が増え、ドル安が鮮明な状態になりました。
ドルの供給が増えるということは、世界の資本市場、つまり主に株式市場が上昇し始め、景気が回復してきたことが事実になります。

アメリカを中心に株価が上昇し始め、アメリカ経済復活の礎を築くことになります。

こうやってアメリカは経済の復興をリーマンショック後いち早く達成したことから、それに日本、欧州が続きます。

どこの国もリーマンショック後の経済復興は喫緊の課題になります。

日本も円安誘導や量的緩和を実施しましたが、欧州からの反発が強かったのは記憶に新しいことです。

世界にさきがけて通貨戦争を仕掛けて、自国経済を立ち直らせたのですから通貨も誰よりも早く通貨高の政策に戻さなければいけない、という思惑がアメリカにあります。

この辺はアメリカの考え方が素晴らしいところで、世界に先駆けて迷惑をかけたのだから世界の誰よりも早く通貨高政策に戻さなければいけない、とアメリカは考えるのです。

ただ、今年前半のドル高はせっかく正常に戻りつつあったアメリカ経済に打撃を与えました。

その結果がIMFの世界成長予測であり、連休前のアメリカのGDP1-3月期の0.2パーセント成長という衝撃の数字につながるのです。

アメリカとしてはドル高に戻したいのですが、急激な変動、急激な上昇は困るのです。

IMFも同じ

ここで、少し、触れておきたいと思いますが、世界に女性の首脳が増えてきています。

アメリカの現大統領はオバマさんですが、次の大統領は間違いなくクリントンさんになるでしょうね、と個人的には思っています。
そうなるとFRB議長も女性ですし、IMFのトップはラガルドさんになります。

アメリカのトップが女性で、金融関連の2トップはラガルドさんとイエレンさん。
女性3人集まると、カシマシといいますが・・・。

その上、ドイツのトップもメルケルさん。

このうち、メルケルさんと、ラガルドさんは常に日本に対しては辛口ですよね。
日本でも女性が強くなっていますが、日本でこれ以上、女性が強くなったらどうなるの?と、思いますよ。
男性からみると・・・。

余談でしたが、IMFも同じことを言っています。
アメリカ成長減速は、ドル高のため、と。

要するに世界成長にドル高は欠かせないが急激なドル高は困るとはっきりと言っています。

急激なドル高は誰も望んではいない

急激なドル高は誰も望んではいません。

欧州中央銀行、ECBも3月に量的緩和を始めたばかりですが、このユーロに売られ具合には困ってしまっているでしょう。
急激にユーロが安くなりすぎです。
ですから、ユーロドル相場が急激に戻したのです。

日本も経済が立ち直り、また昨年4月の消費増税からようやく1年が経過してその消費が戻ってきているときです。
円安によって経常収支、貿易収支は軒並み過去最大の赤字になっており、円安はこれ以上望んではいません。

浜田内閣府参与の発言は正しい?

浜田内閣府参与、この人は実質、安倍首相の知恵袋になり、アベノミクス導入の提唱者になります。
その人が4月から5月にかけて円をこれ以上売ることは望ましくはない、と発言をしています。

その背景には日本の消費者行動がかなり積極的になっていること。
3月の消費者物価指数はマイナスに近いゼロでしたが、金利上昇懸念に伴い、物価が4月以降は上昇していくのは現段階ではかなり確定的になります。

また円の理論値は今、現在は107円から108円で推移をしています。
浜田さんの発言は、105円近辺まで円はいくであろう、と発言をしていますので早く円の水準を適正な水準に引き上げたほうがいいよ、と言っているのに等しいと思います。

現在、2015年6月2日現在、ではドル円相場は124~5円くらいです。
理論値よりも15円もの円安相場は行き過ぎだと考えます。

菅官房長官の発言には金融関係者は唖然

2015年5月27日、菅官房長菅が定例の記者会見で円の変動は想定内と発言したことに驚いている金融関係者は驚いています。
浜田内閣府参与の発言やアメリカの意向を考えれば、当然、少し行き過ぎなのではないか?と発言するのではないか、と私を含めた金融関係者は思っていました。

それが、マーケットでは円安容認発言と捉えられて一層の円安が進行しました。

以下は個人的な意見になります、誤解をなさらないように、と断りを入れておきます。

菅官房長官は非常にクレバーなモノ言い方で非常に優秀さを感じます。
しかし、過去の金融マーケット関連の発言に関しては、ピンボケの発言が多いと感じます。
今、国会は安保法制の正念場に来ていますし、為替関連の質問が来るとは「想定」していなかったのでしょう。
おそらくあまり経済に精通していない菅さんは、従前の閣内で一致している想定質問での受け答えをしただけだとは思います。
経済に弱いと自任している首相ですから麻生さんや病気なのに職務を全うしている甘利さんが脇を固めているのです。
菅さんもあまり経済に強くはない、と思います。
ただ、頭脳明晰ですので調整力には本当に力を発揮していると思います。

つまり、想定外の質問がきてあわてて従前の発言をしただけだと思います。

円安の本当の原因

下記図はタイバーツに対するアメリカドルのチャートになります。
すごいドル高ですよね。
thb_usd
※出典 http://www.xe.com/ja/currencycharts/?from=THB&to=USD&view=1Y

次に、日本円に対してのチャート画像です。
やはり4月の下旬から、今までものすごい円安です。
thb_jpy
※出典 http://www.xe.com/ja/currencycharts/?from=THB&to=JPY&view=1Y

ユーロに対してのチャートです。
4月の中旬からユーロ高ですがずっとユーロ安が続いています。
thb_eur
※出典 http://www.xe.com/ja/currencycharts/?from=THB&to=EUR&view=1Y

タイバーツを介在すると通貨の3極通貨の強さは、

ドル>ユーロ>円

になっています。

つまり、この東アジア地域の成長の著しい地域の通貨は全て円安ドル高なのです。

今、現在世界で成長が一番著しい国々の通貨がドルに対してめっぽう弱いのです。

イエレン議長やIMFはドルが強すぎると言って、ユーロやポンド、オージーに対してはドルは弱くなってきましたがこの東アジア通貨はドルが一方高の様相です。

つまり、先進国や資本主義市場がある国ではドルは弱くはなりましたが、新興国ではまだドルは強いままです。

日本はアジアの中では資本主義市場では一番、金銭に関しては信用のある国です。
ですから、ドルを介在して円売りが一方的に円安になっているのです。

今後の行方は?

正直、わからないというのが本音です。

このアジア通貨に対するドルの強さは尋常ではありません。

しかし、東アジアの通貨に投資をしていたアメリカの資金が本国に帰っていき、逆にユーロや日本の資金で手当てをしているということがわかります。

アメリカの利上げは年内と明言をしたイエレンさんですが、この勢いでドルに資金回帰をすれば東アジア株は暴落するでしょう。
このドルの強さは、少し尋常ではないような気がします。

原因がこの東アジア通貨にあるとすれば、まだ円安になるとは思います。
私は、2012年に円のピークは125-127円と明言しています。

そうなると、最終局面なのかな、とも思っています。

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