銘柄選択で大切にするべき9つのポイント

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「銘柄選びが大切なのは知っているけど、選び方が分からない」

と感じる人は多いです。
今さら周りの投資家に銘柄の選び方を1から説明してもらうことに、気が引けてしまう人もいると思います。
今回は、

「今さら人に聞けない、株価が下がっているけどこんな場合どうしたらいいのだろうか」

という些細な疑問のヒントになる、銘柄選択に大切な9つのポイントを分かりやすく簡単に解説していきます。

1、自社株買いを行っている企業を探す

自社株買いを行っている企業を選ぶメリットは、自社株買いを行うことによって投資家が保有する1株あたりの会社の持ち分が増え、市場に流通する株式が減少するので、株価が向上しやすくなります。
自分の会社の株を経営者と社員が買うのを嫌がっている会社の株は買うのは控えるのをお勧めします。

将来性のある会社の株なら経営者や社員は喜んで買います。買わない場合は、その企業に何らかの問題がある可能性があるからです。

最近では、あかつきファイナンスが自社株買いを宣言しているので、例に出してみます。

30日、あかつきFG [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.71%にあたる35万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。
 需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は31日から6月26日まで。
出典:ヤフーファイナンス

あかつきファイナンスの現状はまだ自社株買いを宣言しているだけで、購入には至っていません。
株価も宣言した日からあまり変動がない状況です。宣言をしただけでは、意味がないのでここからあかつきファイナンスがどのように自社株買いを行っていくのか調べることによって、株価と自社株買いの連動性が見られます。

2、基本的には集中投資

分散投資という言葉を使う人が増えていますが、分散投資は、リスクを減らすために行うもので、分散投資をすることで、投資のパフォーマンスを上げることは出来ません。
分散投資ばかり考えていると、1つの銘柄に多額のお金を投資することができず、投資のパフォーマンスは、上がっていきません。

銘柄選択が大切な理由は、数多い銘柄の中から、いくつかの銘柄を選び抜き、自信を持ったうえで「集中投資」をすることで投資のパフォーマンスを上げることが出来ます。

そして、銘柄研究を継続していく際に、多くの銘柄を保有していると、研究するのに時間がかかりすぎて満足に研究することが出来なくなってしまい、保有銘柄の管理が手薄になってしまうことも、集中投資をお勧めする理由です。

3、気持ちは永久保有できる銘柄を探す

結論から言うと、永久保有できる銘柄は、ごくわずかしかありません。

そのため、株を売却すべきときもやってきます。


まずは、売ることを考えずこれから先、長期保有したいと感じる企業に投資しましょう。
そうすることによって、自分が保有している企業のことを、より詳しく知ることが出来て、業績が良くないときや、いつもと何か違うとき、他の人よりも一早く察知できる能力が自然と身につき、柔軟に対応出来るようになります。

4、会社に協力的な企業を探す

社員が、今より良い待遇を目指して働いているのは当たり前です。

しかし、より良い報酬を求めるからには、それ相応の負担を企業と一緒に背負わなければいけません。

経営の状況が良いときは、良い待遇を求めて抗議をする。経営が悪くなると、会社と一緒に苦しんで復活させようと努力するのではなく、「ストライキをする」と脅しをかける社員がいる。

そのような企業は、経済が良くないときでは、社員が足を引っ張る原因になってしまいます。経営が悪いときこそ一丸となって努力できる企業を見つけていくのがポイントです。

5、カリスマ経営者がいる企業には要注意

これは、カリスマ経営者がいる企業は、多くの投資家がカリスマ経営者に期待してお金を投資している場合が多いからです。

アップル社を例に出すとその現状が、よく分かります。

Apple社は2004年7月31日、Jobs氏はガンだが手術は成功したという事実を公表した。
この報道を、株主たちは軽く受け流した。翌日における同社株価の下落幅は、わずか2.4%に留まったのだ。
このときの終値は31.58ドルだったのだが、それから現在までに同社の株価はほぼ6倍に上昇し、11日の取引終了時点では180.81ドルとなっている。ガンの生存者は5年目を治療の成功の目安として考えるため、その時期を目前にして、Apple社の株主たちは安心して先へと進んでいっているようだ。

出典:WIRED


このように1人のカリスマ経営者が株価に与える影響は大きいです。
このような株を購入するときは、「後継者はいるのか、健康はどうなのか」と、常に情報収集をして、万が一のために備えていきましょう。

6、市場で選ばない

最近は、

「これからはバイオ産業が伸びるからバイオ産業に投資しよう」

などという声を良く聞きますが、

バイオテクノロジー産業が発展することと、バイオテクノロジー関連の株に投資して成功することは別物です。

なぜならそのような企業は、すでに成長市場として注目されているからです。成長市場として注目されている企業の株は、すでに好材料として見込まれ、株価が向上してしまい割高になってしまっていることがあります。

市場が成長するからではなくて、「この企業は市場が小さくなっても伸び続ける」と感じる企業に投資していきましょう。

7、多額の設備投資や研究費がかかる企業には投資を避ける

設備投資や研究費を費やして、大きな利益を生むこともあります。しかし、必ず利益をあげられるとは限りません。

大阪府東大阪市で印刷業の石本紙工㈱(代表者:石本由起子)が倒産しました。

経緯を例に出すと、

サブプライムローン問題を契機とした世界同時不況を背景に、突如同工事は中断。以降、正式に同工場の建設断念を決定し、建設業者に対する違約金の支払を含め、関係者との協議を進めてきた。この間には再建計画を策定し、取引銀行からはリファイナンスやリスケによる支援を得て立て直しを目指してきたものの、景気悪化の影響で2009年8月期は年売上高約34億5100万円に対し7億円超の最終赤字を計上。財務内容が債務超過に転落するなか資金繰りが好転せず、ついに先行きの見通し難に陥った。
※出典 倒産速報

このように多額の設備投資が原因で倒産してしまうケースもあります。

逆のケースでは、コカ・コーラを例に出すと、コカ・コーラの製造方法は100年以上変わらないまま大きな利益を生み続けています。
このように、設備投資や研究費を最小限に抑えて、利益を生み続ける企業を探して投資をしていくことが、大きな利益を生み出します。

8、会社四季報を読み潰す

会社四季報を読むのは株式投資を行う中で基本になります。

会社の情報が詳しくまとめられている本があるのが、日本株のメリットです。
世界の株式市場では会社四季報のように上場企業の情報を詳しくまとめている本はあまりありません。

会社四季報の担当者の記事を例に出して説明すると、

会社の業績は決算短信などで簡単に手に入れることができます。しかし、1日に200社を超す企業が決算を発表する日もあります。当然、すべての企業情報を知るには時間がどれだけあっても足りません。『会社四季報』では、1社に必ず1人の取材担当者を張り付けています。全上場企業約3800社を 100名超の取材体制でカバーしているのです。加えて、一定期間は同じ業界、企業を担当するため、業界動向、業界の中でも堅調な企業などを的確に判断できる点も強みです。こうした綿密な取材を基にした予想が信頼を得、多くの投資家に支持される所以であると自負しています。
※出典 みんなの株式

と書かれています。

会社四季報の情報力が見えてくると思います。
良いものは活用して、日本の上場企業を手玉に取るように情報を記憶していきましょう。

9、バランスシートは会社の通知表



バランスシートの見方が分からないで投資をしている人もいますが、それは、通知表の見方も分からないで、新入生を入学させる学校の面接官と同じです。通知表には、現在や能力や将来性について書かれているので、それを見て入学候補の生徒をしぼります。

株式投資でも同じで、バランスシートを見て購入する候補の銘柄を絞り研究していきます。

バランスシートを軽く見ていると、大きな失敗をしてしまう可能性が出てくるのです。




まとめ

株式投資には、多くの成功例や失敗例は多く存在します。

その成功例や失敗例の中に多くのヒントが隠れているものです。

過去に多くの利益を手にしてきた投資家や、多くの資産を失ってしまい破産してしまった投資家がこの世の中には多く存在します。
その1つ1つの体験談を「見て、聞いて、体験して」自分の物にしていってください。

そうすることによって徐々に勝てる投資家に近づいていきます。


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