株式投資、大手都市銀行が「買い」である理由

アベノミクスが始まったのは、2012年の12月からと思っている方も多いと思いますが、
実際にこの相場がスタートをしたのは、同年の10月からになります。

このときに当時の民主党の野田首相が衆議院の解散を党首討論会で約束をしたのです。

そもそもこのアベノミクスというのはなんで始まったのか?

ということが曖昧な想定の下で、今回の株価や通貨の活発な動きにつながっているのかを考えていけば、このアベノミクス状況下においては金融株が中心に買われることは簡単に想像がつきます。

過去のバブルには必ず名前がついている

過去に日本で起こったバブルには、必ず名前がついています。
景気拡大期の名前は、例えば神武景気岩戸景気いざなぎ景気などは小学校や中学校の社会科の授業で教えられていますよね。

神武景気(じんむけいき)とは、日本の高度経済成長のはじまりで1954年(昭和29年)12月から1957年(昭和32年)6月までに発生した爆発的な好景気の通称のことである。1955年(昭和30年)に数量景気(すうりょうけいき)とも呼ばれた。日本初代の天皇とされる神武天皇が即位した年(紀元前660年)以来、例を見ない好景気という意味で名づけられた。
この好景気によって日本経済は戦前の最高水準を上回るにまで回復し、1956年(昭和31年)の経済白書には「もはや戦後ではない」とまで記され、戦後復興の完了が宣言された。また、好景気の影響により、耐久消費財ブームが発生、三種の神器(冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビ)が出現した。
※出典 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%AD%A6%E6%99%AF%E6%B0%97)

岩戸景気(いわとけいき)とは、日本の経済史上で1958年(昭和33年)7月~1961年(昭和36年)12月まで42か月間続いた高度経済成長時代の好景気の通称である。
神武景気、いざなぎ景気と並び、戦後高度成長時代の好景気の一つ。景気拡大期間が42か月と神武景気の31か月をしのぎ、神武景気を上回る好景気から、神武天皇よりさらに遡って「天照大神が天の岩戸に隠れて以来の好景気」として名付けられた。
※出典 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%88%B8%E6%99%AF%E6%B0%97)

いざなぎ景気(いざなぎけいき)とは、1965年(昭和40年)11月から1970年(昭和45年)7月までの57か月間続いた高度経済成長時代の好景気の通称。
長らく第二次世界大戦後最長の景気拡大期間とされてきたが、2002年1月を底に景気回復を続けてきた(いわゆるいざなみ景気)が2008年2月までの73か月間続いたことにより、長さの点においては記録を更新された。
いざなぎ景気という名称は、神武景気や岩戸景気を上回る好況という意味を込めて名付けられた。「いざなぎ」とは日本神話で、天つ神の命をうけ日本列島をつくったとされる男神「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」から。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は天照大神(あまてらすおおみかみ)・素素戔嗚尊(すさのおのみこと)の父神。
※出典 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%96%E3%81%AA%E3%81%8E%E6%99%AF%E6%B0%97)

ところがバブル景気の名前に関しては教えていないのではないのかな、と思います。
私も若いアナリストとお話をさせていただく機会も多数あるのですが、彼らは当然1992年まで続いたバブル景気は実感をしていませんでしたし、私もまだ学生から社会人になったころになります。

アナリストになるくらいなので、よほど学校の勉強はまじめにやったのでしょうから学校で教わったことはたいてい、このクラスの方になると鮮明になんでも覚えているものなのですが、そのバブルがあったことは知識としては知っているのですが、詳細な知識まではあまり持ち合わせていない、というのが実感になります。

ですから、若い方には遥か昔のような話になりますので、何がバブルであったのかはあまりわからないのかと思います。

このバブルというのは、完全に「土地」バブルであったのです。
日本のバブルというと、この印象が強いのですがその根源が土地という認識を持っている方は非常に少ないと感じます。

要するに1980年代から始まったバブル景気というのは、不動産とそれに付随する金融機関のバブルと言っても過言ではありません。
それが、当時の橋本首相が総量規制を行ったことによってバブルが崩壊をしたのです。

二度目のバブルは現在でも続く、ITバブルです。
その時に小泉首相が郵政民営化などやり遂げ、別名小泉バブルとも言われますが株式市場の主役はIT企業になります。

ですから、ITバブルが崩壊するのは当時の光通信やヤフー株が暴落するまで続いたのです。
実際にヤフーや光通信が高騰を続けていても、ITバブル後半のほうは、完全にほかの優良銘柄等は下落が始まっていたのですけどね。
それが、いわゆるアメリカの同時多発テロによって終了をしたのです。

そして、今回のアベノミクスになります。
このアベノミクスの主目的をみなさんがなんとなくしか理解をしていなく一般の報道もうまく報道をしていません。

東日本大震災を受けて、壊滅的になった日本経済に活力を取り戻すみたいな感じで思われているかもしれませんが、実際は違います。

野田さんが震災後に消費税増税を発表しなければいけないほど、日本の財政はひっ迫をしていたから、
こういった古くは中曽根臨調から始まった国家財政改革に真剣に取り組まなければいけない、というのがアベノミクスの始まりなのです。

ですから、今回のこのバブルは1980年代から始まった不動産バブル、ITバブル、今回のバブルは完全に金融バブルになるのです。

それぞれのバブルにはテーマがあったわけです。
一回目のバブルは土地、不動産バブルであって不動産会社の株が主役で上伸、ITバブルはIT関係の会社のバブル、今回は金融機関のバブルになるのです。

ですから、この関連株は「アベノミクス」の重要なテーマになるのです。

なぜ、金融機関のバブルになるのか?

アベノミクスの主要政策の一つに、量的金融緩和、いわゆるQEがあります。
QEをすると大量に国債が発行されます。

では、その国債を扱える会社はどこでしょうか?

また、日銀、BOJが日経先物やJ-REITを買っています。
それを扱っているのはどこになりますでしょうか?

もちろん、政府は自身の傘下に政策投資銀行等がありますが国債の売買やETF、REITの売買には必ず、国が認可し仲買人、ブローカーがいます。
その仲買人や取次、ブローカーを一般的な言い方をすると銀行や証券会社になります。

ですから、アベノミクスをやって一番直接的に儲かるのは金融機関になるのです。

だから、最近になってアナリストがまた、大手都市銀行の買いを推奨し始めているのにはそういった理由も存在します。
これは、安倍内閣発足直後はまともなアナリストは、銀行株を徹底的に推奨するはずなのです。
そして、今回、また優良なアナリストは個人的には、ここで、銀行株を推奨しないアナリストはいないであろうと思うくらい、また金融株が上昇していくと思います。

アベノミクススタート時に金融株が推奨された訳

アベノミクスが始まった直後は、銀行株や金融関連株が急騰したのは記憶に新しいと思います。
私はその前に仕込んでいましたのでよく覚えています。

また、前回、昨年の10月の追加緩和でいの一番に上昇したのは金融株になります。

これが、なぜ急騰したのかを考えていきましょう。

まず、このアベノミクスが始まった経緯というのは間違いなく、誰しもが忘れられない東日本大震災になると思います。

前にもかきましたが、ITバブル崩壊のきっかけになったのは9.11、アメリカの同時多発テロになります。
このときに金融市場で何が起こったのかをいえば、まずよく覚えているのが、アメリカ市場が史上初めて休業をしたということです。

なにしろ、ワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んでそれが崩壊したのですから、衝撃は今でも忘れられません。
私など、帰宅後に22時からのニュースステーションをみたときは「これ?映画?」と家族に聞いたくらい衝撃な映像でした。

その日から金融市場から世界中の投資家たちは撤退を始めるのです。
株を売り、債券を売り、ドルを売り、商品を売り、とやるわけです。
そうなると、世界中の市況は全部暴落をするのです。

その日本版が東日本大震災になります。

当時の記憶はもうあまりのすごさに東京の証券会社のディーリングルームで私はこのビルは倒れると思い、必死に「どうせ死ぬなら、建て玉をもって死ぬ」なんて訳のわからないことを考えて売りまくっていたと記憶をしています。

つまり、そういった事件や災害の際は、投資家は手元に現金を置きたがるのです。
市場性の金融商品に投資している投資家たちはとりあえず、自分の手元に現金を置くものです。

その状況が民主党政権下ではずっと続いたのです。
そして、最悪だったのは、その不景気のまん真ん中で野田政権は消費税増税を国際公約として日本の財政不安を理由に発表してしまうのです。

ただでさえ、株式をはじめとする市場は流動性の資金が枯渇しているのに、増税をするということによってさらに、流動性の確保が難しくなったのです。

そこで安倍さんが、QEを行います!と高らかに宣言をしたのですから市場は流動性期待から上昇します。
その資金は政府が国債を発行することによって生まれるものですから、当然、銀行や証券会社を経由で発行されるのです。

そして、低調な商いだった東証に資金が流れるのですから株価が上がって当然になります。
ここから、アベノミクスがスタートしたのです。

昨年の10月も同じ理屈になります。
毎年、続くギリシャ問題等などでまた日本の景気が低迷したこと、またアメリカがQEを終了したこと、原油価格が暴落をしたことで、また市場に資金の流動性がなくなっていたところに、あらたにまた、日銀が資金を供給するということによって、また銀行、金融関連を中心に株価が急伸をしたのです。

今回の金融株の推奨理由

簡単な話からしてまいりましょう。

たとえば、あなたに手元に1000万円の資金があり、それを投資すれば1年間で1500万円になる可能性のある投資案件があるとしましょう。+50%の利益が見込める案件です。

一方で、この案件は失敗すると1000万円、つまり資本が全部損をする可能性のある投資です。

さてみなさん、この案件に投資しますか。

もし、あなたが、この案件に投資をすると答えた人はよほどの大金持ちか、無知にもほどがあると警告をしておきます。

投資というのは基本的には1000万円の投資に対して、いくつのリターンがあって、いくらのリスクがあるかを考えるゲームです。
リターンが50パーセント見込めて、リスクは100パーセントという投資にはまともな人間であれば誰も投資をしません。

つまり、500万円の期待のリターンがあるとしたら私個人の見解では負えるリスクはせいぜい20パーセントが限度になります。

簡単な話、1000万円投資をして1年間のリターンが500万円、それに対して考えられるリスクが200万円であれば私からみれば優良な投資先になります。
つまり、1000万円に対して負えるリスクは200万円で、最大で損をしても200万円だ、ということを認識しているのです。
その200万円のリスクに対して、500万円のリターンがあるのであれば投資をしてもよいという判断になります。

つまり、500万円のリターンに対して、1000万円のリスクを背負うなんてあほらしい投資は私からすると絶対にしません。
これは誰しも同じ意見になると思うのですが、この辺の感覚を理解していない人が日本人には案外多いものなのです。

この投資は失敗したら、全部失う投資になりますよね?

さて、話は戻ります。

今の銀行預金金利は?
と聞かれても、私も興味がないので、正確な数字など覚えていません。

では、銀行の貸出金利は?
これも、私は最近、というよりもここ20年くらい銀行のプライムレートなどみたことがないので、知りません。
ひとつだけ言えるのはこれで銀行はやっていける金利なのか?というくらい低い金利であることは確かだと思います。

つまり、銀行からすれば、低いコストで集めている資金になるのですが、貸す金利、つまり貸出金利も低いので、商売になっていなかったのが、日本のバブル崩壊からの現状になります。

上記の投資でいけば、安い金利でお客様にお金を貸すことはできるけど、儲かる利益が少なすぎるので安全な貸出先にしか融資を行えないということになります。

つまり、金利がほとんどゼロですので、貸出金利も非常に安いのですが、リスクを抱えて融資を行うことができなかったのです。
この5月までは。

しかし、日本の長期金利、ないしはドイツ、アメリカの長期金利が上昇し始めています。

私個人の考えではこの金利上昇は政策協調による金利上昇なので、かなりの長い間の金利上昇局面が続きます。
少なくても5-6年この金利上昇が続きます。

つまり、金利の上昇が続ければ、銀行は預金金利と貸出金利の鞘で利ザヤを稼いでいるのですから、預金金利を抑えておけば、高いリスクのある融資にもある程度、融資リスクを負える状態に入ったと言えると思います。

つまり、銀行業本来の預金を集めてそれを、貸し出すという普通の商いが銀行自身がリスクがとれず保険業や消費者金融まで手を広げていたのですが、本来の業務が金利上昇局面という場面で元に戻ることができる可能性が今回の金利上昇局面が非常に高いということになります。

ですから、低い収益ではなく、今後銀行はかなりの高収益を達成する可能性が非常に大きくなってきたといえると思います。

ですから、銀行はこの収益構造が大幅に変化すると期待を込めた買いなのです。
恐らく5年後、大手都市銀行株は現状の2倍にはなると思っています。

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